PR

”栄養”ってそもそも何?栄養が指す成分と働きについて💡

栄養の話

よく、「バランスの良い食事でしっかり栄養を…」や「栄養バランスを考えた献立を…」

等と聞きますが、そもそも”栄養”って何なんでしょうか?

栄養の種類って?

何でいいバランスで摂取する必要あるの?

ここでは”栄養”について、栄養の定義や栄養の種類等について改めてまとめてみようかと思います💡

そもそも”栄養”ってなに?

私たちが何かを考えたり体を動かしたりするには”エネルギー”が必要です。

その”エネルギー”は、体に取り込んだ食物を呼吸により得た酸素を用いて燃焼させることで生み出されます。

”エネルギー”を生み出すために食物等から取り入れる物質を”栄養素”といいます。

栄養素の主なものについては下記の三つがあります。

  1. 糖質(炭水化物)
  2. 脂質
  3. 蛋白質

これらを3つを”3大栄養素”と呼んでいます。

これら以外に”ビタミン”と”ミネラル(微量元素)”の2つを足して”5大栄養素”と呼ぶこともあるようです。

では、これらの栄養素のざっくりした働きについてまとめてみようかと思います💡

三大栄養について

ここでは、先ほど挙げた”3大栄養素”である、糖質(炭水化物)と脂質、タンパク質について簡単にまとめてみようと思います💡

糖質(炭水化物)

糖質は、酸素とくっつきやすくエネルギーを作りやすい栄養素です。

ある程度は”グリコーゲン”という成分になって体に保管されますが、必要以上に溜まった分は”脂肪”として蓄積されていきます。

糖質の種類は単糖類、2糖類、多糖類の三つに分けられます。

単糖類が一番小さく、その単糖類が二つないしたくさんつながっているのが、二糖類及び多糖類と呼ばれています。

炭水化物のより細かい内容について興味がある方はこちらをご覧いただけると幸いです💡

【炭水化物って何?体に悪いって本当?デカボって本当に体にいいの?】※記事作成中

脂質

脂質は、同じ量の蛋白質や糖質と比較して約2倍のエネルギーを生成できる栄養素です。

脂質の種類は、単純脂質と複合脂質に分かれており、予防医学や栄養学上重要な立ち位置になっている脂肪酸は単純脂質に分類されます。

なお、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられています。

そのうち、不飽和脂肪酸に分類される、アラキドン酸、リノール酸、リノレン酸は自分で作ることのできず、必須脂肪酸と呼ばれています。

脂質のより細かい内容について興味がある方はこちらをご覧いただけると幸いです💡

【脂質って体に悪いんでしょ?そんなイメージを覆す、脂質の素晴らしい働きとは?】※記事作成中

蛋白質

人の体の固形部分50%以上を構成する栄養素で、アミノ酸がたくさん集まってできたもののことを指します。

たくさんの種類があり、名前が付けられているものも多くありますが、日々新しい蛋白質が発見されているようです。

なお、蛋白質は筋肉の大部分を作っている栄養素であり、筋力トレーニング後の蛋白質摂取の推奨はここからきています。

蛋白質を作っているアミノ酸のうち、脂肪酸と同じく自分の体の中で作ることのできないアミノ酸のことを必須アミノ酸と呼んでいます。

蛋白質のより細かい内容について興味がある方はこちらをご覧いただけると幸いです💡

【蛋白質で筋肉ムキムキに?蛋白質の働きとお薦めの摂取タイミングや摂取量について】※記事作成中

その他の栄養について

次に、三大栄養素に加えて5大栄養素と呼ばれている、ビタミンと無機質(ミネラル)について簡単にまとめてみようかと思います💡

ビタミン

ビタミンのほとんどは体の中で作られず、燃焼してエネルギーになることはありませんが、体の働きを調節してくれる栄養素です。

そのため、不足すると口内炎や貧血などが生じたり、体の調子が悪くなっていきます。

ビタミンは、全部で20種類見つかっており、”水溶性ビタミン”と”脂溶性ビタミン”の2種類に分けられます。

水溶性ビタミンは、コラーゲンの合成に使われるビタミンCや炭水化物の分解に関与するビタミンB1等があげられます。

脂溶性ビタミンは、骨の形成に関係するビタミンDや抗酸化作用のあるビタミンE等があげられます。

ビタミンのより細かい内容について興味がある方はこちらをご覧いただけると幸いです💡

【言われなくても知っている?ビタミンの種類と驚くべき作用について】※記事作成中

無機質(ミネラル)

人の体には約30種類の元素(ものの最小単位)が含まれています。

そのうち、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)は有機物に分類されます。

そして、上記以外の元素が無機物(ミネラル)と呼ばれ、ビタミンと同様体の機能を維持してくれる働きがある栄養素です。

代表的な無機物は、骨の成分であるカルシウム(Ca)やリン(P)、不足すると貧血の原因となる鉄(Fe)等があげられます。

無機質のより細かい内容について興味がある方はこちらをご覧いただけると幸いです💡

【カルシウムと鉄以外も知っている?意外と知られていないミネラルの大事な作用について】※記事作成中

なぜバランスよくとる必要があるの?

ここまで、5つの栄養素に関して名前や働きなどを簡単にまとめてきました。

炭水化物の項目で、過剰な分は脂肪として蓄積されることを紹介しました。

脂肪が多すぎる場合は肥満となり、肥満は高血圧や脂質異常症等の生活習慣病を患ってしまう可能性を上げてしまいます。

逆に不足となってしまうと、体の働きを維持するためのエネルギーを効率よく作ることができず、脳の働きが低下したり、だるさが強く出てしまうことがあります。

また、栄養素はお互いの吸収を高めあう組み合わせが存在することがわかっています。

例として、ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を促進しますし、ビタミンCは鉄の吸収を助けます。

また、発酵食品が亜鉛の吸収を助けるとの報告もあるようです。

さらに、ビタミンB1は炭水化物の分解を助ける効果があるなど、栄養素同士が深くかかりあっているような状態です。

これらのことより、とりすぎ・とらなすぎはもちろんよくありませんが、

バランスよく栄養素を摂取するというのが何よりも大事だということがわかっていただけるかと思われます。

まとめ

改めて、今回ご紹介させていただいた栄養素の種類と主な働きについてまとめさせていただきます。

3大栄養素とは?
  1. 糖質(炭水化物)
  2. 脂質
  3. 蛋白質
5大栄養素とは?

上記3大栄養素に下記を加えたもの

  1. ビタミン
  2. 無機質(ミネラル)
それぞれの栄養素は何をやっているの?
  1. 糖質(炭水化物) :主要なエネルギー源になる
  2. 脂質       :主要なエネルギー源になる
  3. 蛋白質      :エネルギー源になる、筋肉など体を作る材料になる
  4. ビタミン     :体の働きを整える
  5. 無機質(ミネラル):体の働きを整える、骨など体を作る材料になる

以上になります。

今後は、各栄養素のもう少し詳しい分類や働き等についてまとめていくとともに、色々なサプリメントの情報や栄養補助食品の情報などを調べてまとめていこうかと思います💡

もしよろしければ次回以降もご覧いただけると幸いです。

では、最後までお付き合いいただきありがとうございました✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました